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2011. 8. 11 - 14  蔵王澄川散歩
 



金・土曜に仙台の秋保で会議があり、翌週火曜の東京での会議と重なったので、週末は久しぶりに蔵王で過ごすことにした。


同行: 8/11 -- 単独;  8/14 -- 女房殿、子供、孫

2011. 8. 11 蔵王澄川散歩


コースタイ

745 NV、804 遊歩道入口、823 少年の家分岐、838 川床、913 舟石、925-46 ワラジ、955 Uターン、1006 舟石、1017 遊歩道、1030 三階の滝下口、1036 Uターン、1042 三階の滝下口、1100-55 川床、1204 三階の滝下口(近道)、1235 別荘地上の入口、1300 NV

蔵王の家から歩き始め、エコーラインを横切る。車道を歩かずに林内を歩いて、三階の滝への遊歩道入口のすぐ上にでる。色々の花や鳥を見ながら、少年の家への道に入り、川原に下る。そのまま上流へ。倒木や大岩で大変な道だったが、やがてしっかりした歩道に出たので、遊歩道を外していたらしい。木影を歩くときは十分涼しい。




変わりのない澄川の清流


舟石



舟石の近くに100tクラスの落石があった。3.11の地震の傷跡だろう。舟石から三階の滝へは上に登るようにという標識があったが、川沿いに行く予定だったのでそのまま進む。やはり難しいようだ。途中で用意してきたワラジに履き替えるが、短パンでは無理なくらい深く、流れも急だ。大岩の転がる岸辺伝いに歩くが、いつ転落して頭をぶつけてもおかしくないので引き返す。以前には問題なく行けたような記憶があるが、間違いだったのだろうか。舟石の近くまで戻り、登山道を素直に辿っていくと、遊歩道まで登ってしまう。遊歩道にも100トンクラスの落石が道を横切って上から下へ落ち、その時になぎ倒した大きな樹がちょうど道をふさぐように横たわっていた。三階の滝への下り口を通り過ぎて、通行不能の標識があるが、まっすぐに不動滝の方へ進む。以前はそれでも歩けたように覚えているが、やはりがけ崩れが激しい。以前に通り過ぎた覚えのある大きながけ崩れでUターンする。その先の歩道がすっかり草に覆われていたし、ノイバラが繁っていたので、短パンでは躊躇するものがあった。三階の滝まで下りて、昼食。岩の上で昼寝をしようとしたが、少し傾斜がありすぎて落ち着かず、眠れなかった。遊歩道まで登り返して戻るが、ここにも大きく道が崩れているところがあった。




大きな落石


右端の石が落ちてなぎ倒された木




2011. 8. 14 蔵王澄川散歩

1020 蔵王の家、1105-35 山形蔵王駐車場、1200 聖山平烏帽子登山口、1220-1230 偵察、1245 烏帽子登山口、1320- 京急別荘地川原

色々と想定外の出来事があった。まずは懐かしい御田の神を歩こうと山形側駐車場へ。初めに駐車場の下にある道の脇に停めようとしたが、立ち入り禁止になっていた。やむを得ず通り過ぎて下って行く。少し下った左手に見知らぬ木道が並び、遊歩道のようなものができていた。Uターンできる場所がないので、かなり下まで行ってから戻る。リフト横の駐車場に止め、エコーラインを越えて湿原に入っていく。まっすぐ下る道も、右手の小湿原を抜けていく道も立入禁止になっている。女房殿はもっと歩きたそうだったが、子供達はすぐにでも引き返したいとのことで、引き返す。それでも、タカネトウイチソウ、ヒヨドリソウ、アキノキリンソウ、ヤマハハコ、キンコウカ、イワショウブ、ハナニガナ、オンタデ程度を見ることができ、一応満足する。おそらくいつもの駐車場に止めて、車道の右側を下りて行って、遊歩道に出るコースができているのだろう。これまで自由自在に歩いていたが、早晩そのようなことができなくなり、芝草平と同じように規制されるようになるのではないかと想像していたが、その通りになった。


御田の神の花のごく一部



その後、宮城側に戻り下っていく。日曜日だけあって、刈田峠では来たときにはなかった車の渋滞がかなりの長さで伸びていた。股窪の方への登山道を少し行ったところの澄川源流でおにぎりを食べる計画。烏帽子岳登山口から、中に入っていくと危険につき回り道をするようにとの指示が出ている。沢までなら何とかいけるかもしれないと様子を見に行くが、倒木が道をふさぎ、子供連れでは危なそうなので、回り道に進む。かなりの距離、水平に歩くので沢に下りられるのかと心配になってくる。20分ほど行ったところで、少し待っていてもらって偵察に行く。かなり厳しい下りで沢に出るが、とてもゆっくり楽しむという雰囲気のものでないので、早々に計画を放棄する。この回り道につけられた木の階段などもかなり年期が入っていたので、今回の地震の前からできていたものに違いない。





以前にはなかったアルミの梯子


聖山平への道が変更になっていた


鳥居の近くまで下り、別荘地の所から澄川に出て、やっと遅めの昼食になる。子供たちは暑さと空腹でダウン寸前だった。川にでて、食事をすると皆元気を回復する。喜んで食べ、水遊びをしたのでよかった。そのあと、元蔵王ハイツが衣替えした日帰り温泉施設で風呂に入る。





川遊びで元気を取り戻す




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