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10. 5. 14  
赤子谷から岩原山

九州からM氏が来るというので、どこか六甲を案内することになった。行ったことがないが、赤子谷を遡行し、岩原山からナガモッコク尾根を下りることにした。時間は十分余裕があるので、下りてから座頭谷や蓬莱峡を紹介する計画を考えた。


同行: M氏


コースタイ

913 JR生瀬駅、925 千都橋、938 赤子谷、951 赤子滝、1030 ゴルジュ、1056-1125 休憩、1151 縦走路鉄塔、1156 岩倉山(488)、1202-08 阪急反射板、1224 譲葉山、1233 赤子谷右俣下り口、1250-1330 岩原山(573)、1415 林道、1510 蓬莱峡BS、1525-1650 蓬莱峡、1705 知るべ岩BS

JR宝塚駅で出会い、生瀬から歩き始める。モチツツジなどを見ながら、ネット情報通りに進むと、問題なく谷に入っていく。やがて、赤子滝が見え始める。まあまあの高さをもっている。滝のすぐ右を登っていくが、どうも正しい道ではないようだ。かなり険しい道で高巻きをして、また目の下に見える谷へ急降下する。下りてみると、もっと滝に近い所にルートがあることが分かった。20分ほどロスしてしまった。すぐに、ゴルジュを通過。まあまあのスケール。多段の滝を越え、二俣を左手に入っていく。2時間近く歩いたので、水の流れているうちにと、コーヒー休憩にする。この日は時間がたっぷりあるので、いくらでも休める。そこから少し進むと水が涸れ、やがて全山縦走路の鉄塔の所に着く。



赤子滝


薄暗いゴルジュ 


少し戻って岩倉山に登り、さらに宝塚方向へ進み、縦走路に出る。そして今度は頂上を通らずに縦走路を西進する。左手に、反射板がある見晴のよい所がある。なんとか、生駒、葛城、金剛、紀見峠の右手なども見渡せた。逆瀬台へ下りる道を左にやり過ごし、すぐに譲葉山への踏み跡に分け入る。以前に来たときより、しっかりした踏み跡になっていた。しばらく平らな道を歩いて、岩原山に登る。ナガモッコク尾根への道を確認してから、腰を下ろし昼食とする。もう一度バーナーを取りだし、スープを作る。

ナガモッコク尾根は、予想外に歩かれている。迷う可能性など全くない一本道なのに、赤いテープがやたらと括り付けてある。ひどいことをする人がどこにでもいる。左手に座頭谷の尖塔が見え始める。道ばたに見慣れないシダの群落があった。茎から2本の枝が、120°の角度で上に伸び、その2本の間の角度も120°といった特徴があった。頂上から1時間もしないで林道に下り立つ。入口には密やかにテープが巻いてあるだけで、よほど注意していないと見つからない。

降り立ったところを左に進み、座頭谷を目指すが、分からない。かなり歩いてから、これはおかしいと引き返し、もう一度別の道を辿るが、結局同じこと。あとで調べると、座頭谷に行けなかったのは、大谷の右岸を登っていたため。どこかで沢を横切り、もう一つ西側の谷に入っていかないと駄目だった。出発前に、もう一度復習しておけばよかった。2人ともいい加減うんざりしたので、蓬莱峡の方へ転進する。しかし、これも分からない。どこにもそれらしい入口がない。前に行ってここに下りてきたときもよく分からず、最後は土手をよじ登ったのを思い出す。同じ所をよじ下ればよいのだが、その気になれず、ヘアピンの車道を歩くことにする。結構の距離があり、気分的に疲れてしまう。引きずられる形のM氏はますますそのような気分だったと思う。タニウツギ、キリ、フジなどの花が少し見られたのが、かすかな楽しみ。

蓬莱峡BSから下って、剣山の核心部に着くと、M氏も吸い込まれるように見とれていたので、喜んで貰えたかとホッとする。30分ほどだけ見物してから、バス停に戻るつもりだったが、ふと時計を見ると、間に合わないかもしれない時間になっていた。別に急ぐこともないので、次のバスにすることで、意見が一致し、さらにあちこちを歩き回る。空の青さが一層深みを増し、白い花崗岩の岩塔とのコントラストがすばらしい。芦屋では、こんな青空を見ることはまずない。十分堪能したのち、バス停に向かうが、変な車両が並ぶ広場の前の道を東に進むとどうなるのかとM氏が言い出したので、少し行ってみる。なんと、座頭谷BSのすぐそばのヘアピンの曲がり角の所に出て、うんと近道になった。ただ、車道に出る前にゲートがあり、その脇をすり抜ける必要があった。そこでバスを待つのも芸がないので、もう一駅歩いて知るべ岩BSまで行く。それでも時間を持てあますことになった。「知るべ岩はこの下」という標識につられて、下りてみた。秀吉が有馬に来たときに、この辺で道に迷う人が多いという話を聞き、この岩に道しるべを書き込むよう指示をしたという謂われが書いてあった。バスで直接宝塚に戻って、ビールを飲んで終わりとした。



蓬莱峡の岩峰 


蓬莱峡の剣山の一部 




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