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10. 3. 3  
中山

4回目のYHの例会。この日も晴れに恵まれ、最盛期の梅林と相まって、よいハイキングとなった。


同行: YH15人


コースタイ

946 阪急中山駅、1000-1030 中山寺梅林、1050-55 休憩、1132-35 奥の院、1152-1225 やすらぎ広場、1245 奥の院、1323-30 中山最高峰(478)、1400 奥の院、1440 大林寺横の車道、1450 清澄寺、1500-1550 鉄斎美術館、1605 清荒神駅

梅林で30分ほど三々五々ゆったりと歩いたのはよかった。その後、本道ではなく足洗川沿いの道を上がり、途中で町石道に合流。売布神社からの道と合流した辺りで、一休みしているが、その近くにあるはずの夫婦岩には立ち寄らなかった。宝塚歌劇場の先に甲山。その右手に六甲連山が見える。大平山のすぐ右に最高峰が見えているようだ。左に少し顔を出しているのは西お多福山か。大平山とちょうど重なって、抱かれたように見えるのが岩原山だろう。その左手の稜線が、譲葉、岩倉から塩尾寺への縦走路。その奥に、ゴロゴロ岳や荒地山が見える。



中山梅林 


その後、奥の院に向かって登る。トイレ休憩などをしたのち、昼食のため、15分下ってやすらぎ広場へ。奥の院では食事などをしてはいけないためらしい。少し風が出てきたが、まあ問題なく食事を終え、集合写真を取った後、Sコースはそのまま下山、Lコースは来た道をとって返し、奥の院を経て、最高峰へ。途中で以前に登ってきた桜台団地からの道が合流する。最高峰では、ゴルフ場の先に大峰山、検見山(けんみやま)その他沢山の北摂の山々が連なっている。どなたかのHPには20近い山名が同定されていたが、こちらはまだまだ未熟者で、土地勘がなく、ほとんど分からない。最高峰から多田神社が近いと聞いて驚いたくらいだ。

下りもあまりキョロキョロせずに、ただひたすら下るだけ。於茂登岳でも見たような、しかしもっと鮮やかな色の土があちこちで見られた。専門用語で「赤黄色土」というらしい。あっという間に奥の院を過ぎ、またやすらぎ広場に向かう。広場までは行かず、途中で南に向かう。沢沿いの少し落ち着いた道を経て、宝塚・六甲方面が見渡せる所が米谷高原か。ちょっと山を見回していたら、置いて行かれた。この辺りでハイキングをする人達を見ていると、だれもが同じスタイルで、脇目もふらずに歩くようなものらしい。

大林寺横の車道にでるとすぐに大きな駐車場。ここで、皆と別れて鉄斎美術館に行く。BさんとMさんが付き合ってくれた。太田垣連月尼との交流が主題の、なかなか面白い特別展だった。45才も年上の女性とこのような長い心のこもった付き合いがあるというのは、世界を見回しても他に例がないのではないだろうか。幕末の動乱ともかかわっていたことなどもはじめて知った。2人とも楽しんでおられた。



中山最高峰から北側の展望



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