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2009. 6. 12
  尾張富士


女房殿が行きたいといっていた明治村に付き合う。そこそこ面白かったが、すぐ横の尾張富士に目がいく。


同行: 単独

  

コースタイ

1650 明治村食堂横登山口、1655 林道横断、1703-08 尾張富士(275)、1713 林道から南東へ、1722 明治村駐車場、1737 レークサイド入鹿

明治村でゆっくりしたので、登るのをほぼ諦めて、ホテルの迎えの車に北出口まで来て貰う。車に乗ってから、最短距離の登山口で降ろして貰えれば、簡単に登れそうだと気がつき、急遽明治村食堂のそばで車を止め、余計なものをすべて女房殿に預けて、やや心細い道を登る。運転手はえらい心配してくれたが、少し歩くと、結構しっかりとした道になる。石段が続くが、かなりの石に文字が刻まれている。多分寄贈者のものかと思われる。15分もかからずに頂上に達する。振りかえると、入鹿池の向こうに犬山市と小牧市の境界の、あちこちが削り取られた小山が並んでいる。

もう少し、足を進めると頂上の神社が祀られており、多くの献石がある。本宮山の方が、20mほど高いのを嘆いた木花開那姫命に応えようと、村民が木曽川から石を持ち上げたという。今も石上げ祭として生き続いている。大きな石から可愛らしい石まであるのはよいとして、連続30回続けたことを誇る、場違いに綺麗な企業グループの碑もある。前方には、夕暮れの犬山あたりの田園や町並みが見える。

同じ道を下るのが無難と思ったが、南方向に下山道という標識があったので、そちらを取る。すぐに林道に出て、そのまま林道を下るのが正規の道だったようで、途中でショートカットできそうな、25000地形図の点線に沿って下って、道がなくなり、くもの巣をかき分けながら藪こぎをする羽目になった。すぐに明治村の入口の南側にある駐車場の所にでた。夕暮れの入鹿池の向こうに見える尾張富士を眺めつつ、ホテルに戻り、ゆっくりと温泉に入っても、十分早めの夕食を取ることができた。車を降りてから、ホテル到着まで50分。



入鹿池から尾張富士




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