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2008.
09. 17 由布岳



大分で9/18の午後と9/19の午前に仕事があるので、一日早く出て、2006年に頂上まで登れなかった由布岳に登ることを考えた。仕事の後は、祖母山、傾山の縦走という計画である。


同行: M氏

        

   

コースタイ

1223 由布岳登山口BS、1304 合野越、1333-42 休憩、1425-1430 マタエ、1448-52 西峰(1583)、1554 東峰、1606 マタエ、1650 合野越、1717 由布岳登山口BS

筑紫野のMさんを誘い、一緒に行くことになった。別府駅で荷物を預けたあと、バスで直接登山口に行き、バス停まで車で来ていたMさんと正午過ぎに合流した。頂上はガスの中であるが、裾野は見えており、九州らしいのびやかな高原に再会して嬉しくなる。すでにハギの花が咲いている。




登山口近くの高原



少し登ると、前回(2006年9月)降りてきた沢が見え、牛よけのゲートとなる。半時間で合野越展望所に着くが、ガスで展望はない。ここが西登山口と合流するところで、立派な標識も出ている。多くの人が歩いているようである。前回大変だったのは、単に暗闇の中を登ったためだったのだろうか。前回は、ここにでる寸前で、分岐点に気が付かず、飯盛ヶ城というP1057mの北側の裾野を回り込んで、沢に入っていったことがほぼ確定できた。

合野越を過ぎると道はジグザグに登っていく。イヨフウロ、オトメシャジン、ナンバンキセル、ノコンギク、ホソバヤマハハコ、オヤマソバ、ニガナ、ツクシアザミ、タンナトリカブト、黒紫色のヤマアジサイなどが道にチラホラと咲いている。一休みしたあとすぐにマタエに到着する。

そのまま西峰に向かう。Mさんは東峰しか登っていないというし、西峰の方が少し高いので、そちらを優先させたのである。少し岩場になっており、鎖も沢山つけられている。西峰の頂上もガスの中であったが、一瞬だけ下界が少しだけ見えた。お鉢や東峰などが見えないのは残念だが仕方がない。お鉢周りをしようと北に向かう。ヤマホタルブクロ、オオマルバテンニンソウ、それにシモツケのような花がある。そのあとで、メタカラコウとトリカブトがかなり群生しているところがあった。




メタカラコウとタンナトリカブトの群生



いくつかの小ピークを越えて東峰についた頃は、ガスが小雨にかわっており、立ち止まりもせずに下りる。西峰への道よりおだやかで、すぐにマタエに着く。時間を計算すると、のんびりさえしなければ、17:26のバスに乗れそうである。濡れたまま1時間バス待ちするのはかなわない。途中でラップタイムを調べると、登りの70%の時間で歩いているので、間違いなく間に合いそうだと安心する。バス停に9分前に着いた。誰にも会わない一日だった。

Mさんとそこで別れ、別府に戻り、名所になっている竹瓦温泉で汗を流した後、名物のトリ天を食べてから別府駅に向かう。台風がらみの雨で列車が遅れており、大分駅前のホテルに着いたのは21時近くとなった。


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