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2007. 10. 02  高尾山・稲妻坂


9月は、回転性めまい、体中のかゆい発疹、真夏日の連続などで、山はおろかジョギングもできない日々が続いた。安土山、宇津峰がやっとという有様。若干涼しくなり、仕事も一段落したので、余裕をもったウォーキングをしようと出かける。歩く速さは遅め、休憩は長め、ときどき眠くなったりしたが、まあまあ問題なく歩くことができ、気になっていた大師道、高雄山、学校林道の3ヶ所を巡ることができた。


同行: 単独


コースタイ

932 諏訪山公園下BS、955 中道との合流点、1005 平野谷分岐、1024 猩々池、1038-42 大竜寺山門、1050 再度越へ、1055 修法ヶ原池、1105 再度山ドライブウェイをくぐる、1110 高雄山への分岐、1120 再度東谷の舗装道路、1125 高雄山登り口、1144 森林管理道との分岐、1152-1240 高雄山(476)、1246 森林管理道分岐、 1247 3差路を左手へ、1310 市ヶ原、1315 天狗道方向へ、1335 布引ハーブ園分岐、1343 本道と合流、1344 トゥエンティクロスへの分岐、1404-25 学校林道分岐、1445 鉄塔群、1454 旧摩耶道との四ツ辻、1455-1503 東山(>360)、1523 春日野1号緑地、1531 野崎通3BS、1545 阪急六甲、1600 JR六甲道

諏訪山公園で下車し、神戸山手女子高の前を通って再度谷を遡る。週日なのに、10人以上の人を見かけた。毎日登山の人も多いのだろう。ツユクサ、ノボロギク、イラクサ、イヌタデ、ミズヒキなどが咲いている。ポツポツと続く人家には、ムクゲ、ヒガンバナ、サルスベリ、オシロイバナなどを見かける。谷間の道は薄暗いが、行く手に空が臨めるようになると、まもなく猩々池である。1817年に神戸に水を供給するために作られたものという。そこから10分ちょっとで大龍寺の境内にでる。





再度山大龍寺山門




今日はここで立ち止まらないで、鍋蓋山の方向に進む。山道に土を入れて整備をしている。全山縦走に向けてのものという。どこから土を持ってきたのかと聞くと、修法ヶ原から2tトラックで運び込んだという。たしかに、初めて歩く再度越はかなり幅広くて、トラックが入ることができるのもうなずける。その道は短く、すぐに修法ヶ原池にでる。右の方に回り込み、再度山を一周するつもりである。





修法ヶ池




少し分かりにくいが、市ヶ原という標識があったので、それに従う。ドライブウェイを横切るところに、ピンクと白のゲンノショウコが並んで咲いていた。蛇ヶ谷に入っていく。蛇ヶ谷には「神護慶雲年間に和気清麻呂がここで道鏡の刺客に襲われた」との説明があった。704-707に慶雲年間というのがあるが、767-769の神護景雲年間に事件があったとWikipediaに出ていた。「和気清麻呂は、神護景雲3年、女帝孝謙天皇による弓削道鏡の取り立てに絡み、宇佐八幡宮における神託事件で天皇の逆鱗に触れ、別部穢麻呂(わけべのきたなまろ)と改名させられて大隅国へ遠島となった」とある。少しあとの延暦年間(782-805)には、弘法大師が二度登っているという説明もあった。再度山の名前の由来である。

高雄山へ登る道がすぐに現れた。この方が楽なのは分かっていたが、そこはパスして、蛇ヶ谷を最後まで歩くことにする。再度東谷に出て、少し下ったところにある高雄山への登山口からの道が予定のコース。大層な回り道をしたことになる。登り口にオオオナモミとヤマホロシ(ツルハスナス)が咲いており、すでに緑の実をつけていた。登り道は最初だけ急で、あとは大したことはない。右後ろから道が合流したなと思うとすぐに、森林管理道への分岐の標識が出てくる。山頂へはまっすぐに登る。頂上の数分手前で若干展望のきく場所がある。再度山と鍋蓋山が見え、鍋蓋の左に少しだけ菊水山が顔を覗かせていた(ように思う)。少し暑くなってきているが、頂上までほとんど日があたらない道だったので助かった。頂上からの展望はほとんどない。陰に入ると涼しいので、気持ちよく昼食を食べる。今日は珍しく、手製の弁当を持ってきた。これも悪くない。持ってきた新聞を読んでゆっくりする。




再度山と鍋蓋山



下りは、直接市ヶ原に出る尾根道を下る。南ドーント・リッジというらしい。市ヶ原では数人の男性が川にいる小魚の群れを熱心に見ていた。フジウツギが川原に咲いている。布引に下るのも興趣をそそらないので、ずっと気になっていた学校林道の鉄塔群を見ておくため、もう一度天狗道への登りに取りかかる、今日は茶屋が終わってすぐの道から登る。ノコンギク、ミズヒキ、ヒキオコシ、セイタカアワダチソウ、チカラシバや、ノブドウのブルーの実もあった。全山縦走道より日陰が多いようで、こちらを選んで多分正解だった。ハーブ園との分岐、茶色の鉄塔あたりで風も出てきて、よい気分になる。西側の送電線の先には、高取山の両側に鉄拐山、横尾山が見えているのであろうか。その右手には菊水山、鍋蓋山、再度山、高雄山が見えている。東側の送電線は学校林道へ延びている。





菊水山、鍋蓋山、再度山、高尾山




縦走路と合流してすぐに、小さなコルがある。両側に赤ペンキの印があり、いずれも沢に下る道があるのだろう、一度歩いてみたいものである。市ヶ原から50分で学校林道の3叉路に着く。時間もあるし、誰も通らないし、空気も気持ちよいので、なにもすることないが20分ほど休む。下り始めるとすぐに工事の場所にくる。兵庫南部地震の際に崩落した斜面を修復しているのである。丁度展望のよい尾根道が通れなくなっていて、惜しいことである。出発して30分で旧摩耶道と出会う。全山縦走マップにこの交差点に東山というピークがあると記載されていたので、気をつけていると確かに高みがある。道はないが登ってみる。意外な光景が広がっていた。コンクリートの箱のようなものがいくつも並んでおり、石垣やコンクリートの壁もある。城でもないし、防空壕でもないし、不可解である。資材をどうして持ち上げたのか。帰ってからインターネットで調べたが、誰もここには足を延ばしていないようで、記載がない。学校林道は旧摩耶道と出会う前も後も、急なところがなく、ゆったりとして歩きやすい。後半は少し歩き込まれていない様子。中尾谷の堰堤が出てくるともう町は近い。春日野一号緑地に出る。神戸龍谷高、神戸労災病院に沿った道を下り、野崎通3のBSで、丁度来たバス飛び乗るが、阪急六甲止まりだった。阪急に乗らずに、JRまで歩いて、JRで帰る。再度谷の大師道、大龍寺、修法ヶ原池、市ヶ原といった要所要所では幾人かの人を見かけたが、山道で出会ったのは高雄山の下りでの一人、東山尾根での一人だけだった。






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