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07. 06. 07  
鍋蓋山(天王谷東尾根・平野防火尾根・鍋蓋北道・仙人谷・山田道)



あまり歩いていない六甲の道を探索する気軽なハイキング。


同行: 単独


コースタイ

849 五宮町BS、955 鉄塔の右(237m)、1002 258m三角点、1008-1011 五叉路、1029 コンクリートの台(312m)、1105 縦走路、1107-1203 鍋蓋山(486)、1207 鍋蓋北道へ、1218 修法ヶ池の方へ、1225-1249 修法ヶ池、1305 洞川湖、1318-1345 学習の森で眼鏡を探してロスタイム、1358 森林公園西入口、1408-1428 展望台、1505 正門から山田道へ、1543-1600 沢で休憩、1615 谷上駅

出だしから戸惑う。五宮神社をすぎて、見晴らしのよい道を進むと、階段がある。もう少し様子を見るために100mほど進むが、谷筋に多くのホームレスの家のようなものがあり、すっきりしない。もどって階段を登る。道は大変あやしげで、正規のものでないことは間違いない(あとで調べるとやはり谷筋を行けばよかったらしい)。北に進めばよいと、30分ほど歩くが、どうも様子がおかしい。右下に道路が見え、磁石を見ると南西に向かっているので引き返す。赤白ポールを過ぎて、すぐに2つに分かれるところを左に行く。ここが間違った地点かもしれない。小さな丘(224m)に立つと、左右にしっかりとした小道が見える。右が東北方向なのでそちらに行く。このあと、始めて標識が出てきた。歩いて来た道は天王谷、祇園神社からの道とあり、五宮神社とは出ていない。白ユリが一本咲いていた。

258mの三角点に出てはじめて、現在地がはっきりする。ほどなく二本松林道の走る五叉路に出る。七三峠を経て、鍋蓋山の方向に進む。極楽台分岐とあったところが七三峠らしい。全山縦走路に出るとすぐに鍋蓋山だった。誰もいないので、涼しそうなベンチを選んで、始めて腰を下ろす。今日はゆっくりするつもりで、バーナーを持ってきたので、餅を入れてキムチクッパを試す。のどを通りやすいが、おいしいというほどではない。コーヒーを挽いて、砂糖と一緒に濾し袋に入れてきたものを飲む。いつもより酸っぱい味がして、これも感心しない。





鍋蓋山から全山縦走路を(右に菊水山)



下りは、修法ヶ池、洞川湖という未知の場所に行くことにする。途中で大竜寺の僧たちが修行をしたという場所があり、それが修法ヶ原の名前の由来とある。池のそばの売店にビールがあったので、池の端で休みながら、水分補給をしておく。仙人谷を経て洞川湖、学習の森と足を進めるが、途中で眼鏡がないことに気がつく。コガクウツギの写真を撮った辺りかもしれないと、引き返して探すが、結局見つからず、30分のロスとなった。





修法ヶ池





コガクウツギ





洞川湖



久しぶりの森林植物園に立ち寄る。長谷池では、カキツバタは終わりかけていたが、アサザが池を覆っており、見事だった。スイレンもかなりある。展望台に上がってみる。高雄山、再度山、鍋蓋山が正面に並んでいる。人も来そうにないので、もう一度お湯をわかし、カモミールのハーブティーを作り、羊羹を食べる。これは正解。





森林植物園長谷池のアサザ





森林植物園展望台から



谷上に向けて山田道を下りる。ほどなく、ブルドーザーが活動しているだだっ広い所に出て、こんな道を下るのかとゾッとしたが、やがて谷に沿った気持ちのよい道となった。沢筋で、もう一度バーナーを取り出し、ポタージュのスープを作る。徹底的にゆったりとしたハイキングだった。気持ちのよい道は駅近くまで続いていた。駅で始めて北神急行の存在を知り、それに乗った。三宮から谷上まで8時間ほどかけて歩いてきたが、谷上から三宮は10分だった。





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