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2006. 3. 16  手稲山
 


前日に札幌で仕事があったので、昔の山友達のY氏を誘ってみる。最近はあまり歩いていないらしいが、快く付き合ってくれることになった。

同行:Y氏

 

コースタイ

845-910 手稲駅、938 手稲ハイランドBS、1200-1315 手稲山(1024)、1420-1500 手稲ハイランドBS、1527 手稲駅

Y氏とは手稲駅で待ち合わせ、バスでスキー場まで行く。雪に覆われた車道通りに歩くことにする。スロープ一つ登ったところで、スパッツをつけ、ワカンをはく。これまでの長い空白を埋めるように、最近の状況や思い出話をしながらゆっくりと登る。途中でだんだん開けてくる景色の説明を聞く。地図を広げなくても、暑寒別岳などという山の名前を即座に教えてくれるのはさすがに地元である。ロープウェイ山頂駅を過ぎて、初めて踏み固められていない雪道を5分ほど登ることができた。その5分で頂上に着く。





手稲岳山頂


手稲岳から余市岳、朝里岳



まず目に飛び込んだのが、余市岳である。1998年冬に札幌国際スキー場から登ろうとしたが、視界が悪く、手前で引き返したことを思い出す。確固たる証拠はないが、朝里岳の頂上に到達したと思っている。その広々とした朝里岳がいかにも迷いやすそうな姿で横たわっている。余市岳の左に少し霞んではいるが羊蹄山がどっしりと座っている。それ以外の知らない名前を一通り教えて貰う。羊蹄山の左に無意根山、烏帽子岳、札幌岳(奥)、百松沢山、空沼岳は間違いない。恵庭岳も見えていたかもしれない。積丹半島に積丹岳、余別岳らしき白い峰も見える。

手稲山から、事情が許せば奥手稲を経由して稲穂の方へ下りることも考えていたが、時間も予想以上に遅くなったし、奥手稲への稜線がかなり痩せているのを見て、それ以上進むのをやめることを早々に決断する。かなり風がきついのでゆっくりと景色を眺めていられない。風を避けて昼食とする。折角持ってきたY氏のバーナーが、点火装置の不具合で点かない。折角多くの水と一緒に持ってきてくれたのに、気の毒だった。奥さんの手作りのおにぎりをいただく。

下りは適当に林の中を下るが、Y氏はどちらかというとナチュラルコースどおりに歩く方がよいようで、ショートカットなどしないので時々離れて歩く。最後は、男女回転コース際の急斜面を下りてスキーセンターのすぐそばに降り立った。手稲駅で時間があったので、ビールを飲んで終わりとする。その足で千歳空港に向かう。





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