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2006. 2. 26 Wilson Trail (香港)

帰国の日、飛行機の出るまでの時間をもう一度ハイキングに使う。


同行:単独。

コースタイ

700 地下鉄彩虹駅、723 Gilwell Campsite、735 東山休憩所(544)、740 香港天文台大老山気象台入口、825 Shatin pass、850 東屋、925-930 四ツ辻、936-951 紅梅谷自然教育径のバーベキュー広場、1002 地下鉄九龍塘駅、1018 尖東駅

出発前にかなりのwebsiteを調べたのであるが、ちゃんとした地図がどこにも見つからなかった。香港で本屋に寄っても地形図はないし、トレールガイドもしっかりしたものがない。Gilwell CampsiteからKowloon Reservoirに至るMacLehoseコースのStage5を第1候補とする。所要時間が3.5hというので、それを3h足らずで歩くことができれば、飛行機に十分間に合うと考えたのである。他の案内ではShatin passからKowloon Reservoirのコースもあった。Gilwell CampsiteとSatin passが、同じなのか違うのかも分からないままの出発で、心許ない限りである。

彩虹(Choi Hung)で乗ったタクシーが失敗だった。Satin passを漢字で示しても知らない。無線で一生懸命聞いている。やがて納得したらしくドンドンと山道を登り始めたので安心する。しかし、予想していたよりメーターがどんどんと上がる。いつものようにギリギリの両替しかしておらず、しかもUS$などはホテルにおいてきたので、財布には70 HK$しかない。それなのに、40 HK$を超えても到着する様子はない。眺望がよくなってきたところでGilwell Campsiteの看板が見えたので、そこで下ろしてもらう。すぐ近くにかなりしっかりしたルート図があった。それによると、Shatin passまではそこからさらに4 kmほどあったので、そこまでタクシーに乗っていると70 HK$を越えていたかもしれない。見当はずれの大回りの道を走っていたのである。

天気はよくないが、見晴らしは悪くない。ここから飛鵞山道という舗装道路を歩くが、この区間が今日のハイライトともいえるすばらしい景観であった。香港ドルを沢山持っていれば、ここをタクシーで通り過ぎたであろうから、この楽しさを味わえなかったことになる。Gilwell Campsiteの入口では、右手には東洋山のなだらかな斜面が見え、多くの島が浮かぶ湾が何とも言えない穏やかな光景がひろがる。東山からは獅子山と筆甫山がDiamond Hillの高層ビルの上に見えている。




東山から筆甫山と獅子山の展望



そのうち進行方向に気象台をもつ大老山(577)が見えてくる。今日の最高地点のようであるが、中には入れないので、その下を巻いて行く。後方には九龍山が見えている。歩き始めて20分ほどで、舗装道路から離れて登山道に入っていく。スミレの花が咲いている。MacLehoseの標識があったが、Shatin passの方向とは違うと思い、左の道へ入っていく。とくにWilson trailとは書いてない。気持ちのよい林である。Shatinの町が展望でき、その奥にも三角形の山があり、こちらの方角もなかなかよい。アメリカディゴの花があちこちに咲いている。




沙田の町並み





デイゴの花



やがてまた車道にでて、左手にDiamond Hill町並みや啓徳空港の跡地などを見下ろす道を、日曜日の早朝散歩をしている人と話しをしながらShatin passへと向かう。そこにはかなりの人がいる。出会う人に誰彼なく話しかけて情報を得ようとするが、なかなか信用できるような話が聞けない。KCRのTai Waiまで1時間足らずという話は信頼できそうであったが、まだ時間はあったので、Lion RockへのWilson Trailを進むことにする。もっとも易しい散歩道という評価であることがあとで分かったが、確かに上り下りの少ない道であった。北の方向と西の方向の町並みと背景の山並みが慰みになるものの、道自体には面白みが欠けていた。そのうちコンクリートで固めた長い水路が続いたが、これはCatch water(引水道)というものである。香港の雨は少なくないが、山が海に近いため大きな河がない。水の確保のため、標高100 m位の山裾に、ほぼ等高線に沿って導水路を設けて雨水を効率よくダムに流し込むようにしているのだ。




Catch water



Lion Rockの裾を巻き終わるとAmah Rock(望夫石)を経てLion Rockへ登る分岐点に出た。ここを右手に15分行けばLion Rock Tunnel Roadに出るとある。丁度よい時間かと考え、ここを下ることにした。すぐに紅梅谷自然教育径のバーベキュー広場に出たので、この日初めての休憩とする。歩き始めて2時間以上経っていた。駅で買っておいたパンをジュースで食べる。すぐにBSがあり、バスに乗るのははじめてなので、間違わないように、よく見極めてから4台目のバスに乗り、KCRのKowloon Tong駅に出た。Tsim Sha Tsuiに戻ってから、まだ時間があったので、また粥を食べる。Lok Fu駅前で食べたものより肉饅分が少なかったのに、場所代が加わり420円だった。ホテルの部屋で飲んだミネラルウォーター代をチェックアウト時に払ったが、1125円。残りのHK$ではとても払えない値段だった。





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