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2006. 2. 24 Lion Rock Mountain(香港)



会議で香港に来たが、初日は午後早くに着いたので、簡単なハイキングに出かける。香港の象徴的なピークらしいLion Rockを目指す。ここは、MacLehose TrailとWilson Trailの2つの代表的なトレイルが通っている要所である。


同行: 単独

コースタイ

1505 ホテル、1540 Lion Rock Park、1605 東屋、1625-1645 Lion Rock Mountain (495)、1723 公園入口、1735 地下鉄Lok Fu駅

地下鉄とタクシーに乗り、香港の公共交通手段になじむことから始める。楽富(Lok Fu)駅から乗ったタクシーは、問題なくLion Rock公園の入口まで連れて行ってくれる。公園の散歩にも興味があったが、山を優先させて、公園はスキップする。入口から見上げると、右手にLionの容貌を見せているピークがある。正面はBeacon Hillだろうか。公園入口の右手にまわると、登山道がすぐに見つかる。平たい石をセメントで固めた数百段の階段で始まっている。周りにはタイサンボクのような厚い葉の木々が多く、アオギリやサルスベリらしい木肌の木もある。近くにある40-50階はあろうかという鉛筆を束ねたような高層アパートを見上げながらどんどんと登り、やがてその高さを凌駕するようになると、山中に入ってきた感が強くなる。




高層アパート群を見下ろす登山道



30分ほどで、ネットで調べた地図に出ていた東屋がある。5-6人の中高年が話に夢中になっている。さらに20分でLionのピークに着く。ガスが出てきて、遠いところは全く見えなくなってしまった。すぐ東側に同じような高さのピークがあるのでそちらに行ってみるが、とくに標識はない。まだ少し時間があるので、MacLehose Trailまで様子見に行こうかと思い、足を伸ばすと、3つあった最後のピークに着く。ここに獅子山(Lion Rock:495 m)という立派な標識があり、Satin Passまで1hというような案内もあった。Lion Rock自体は一番西側のものであるが、山頂はこの東端のピークなのだろう。北側のTrailの方を覗きこんだところ、かなりの高度差があり、多量の霧が流れ、下まで見通せないほどだったので、これが潮時かと引き返すことにする。




ライオン岩




このような案内板もたまに見かける


公園にはバスもタクシーもない。駅まで歩けない距離でもないので、下り始めるが、大通りで流しのタクシーが止まったので、5分ほどで駅に帰り着く。時間がありそうなので、駅前の食堂で270円の粥を食べる。やわらかで、香菜の香りと味が何とも言えない絶品である。しかし、入っていた魚の小骨が歯の裏に突き刺さり、その後日間刺さったままとなった。





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