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2005. 12. 12
  掃部ヶ岳 (1449)


以前に女房殿と榛名富士に登っているが、他は全然知らない。東北新幹線の久喜・栗橋あたりからかなり多くの峰が見えるものの、峰が重なり、要領を得ない所があるので、ゆっくりと登っておきたいと考えた。土曜日に東京で仕事を済ませ、日曜日は孫達と会ったのち、高崎まで足を伸ばして泊まる。



同行: 単独

  

コースタイ

855 榛名湖畔BS、945 杖の神峠、1000 杖の神の頭、1020 西峰、1040-1110 掃部ヶ岳(1449)、1150-1220 湖畔で昼食、1239 氷室山(>1240)、1302-1308 天目山(1303)、1317 県道榛名箕郷線、1331 三峰山への分岐、1351-1358 三峰山(1315)、1410 分岐、1451 磨墨峠、1503 相馬山鳥居、1529-1532 相馬山(1411)、1605 ヤセオネ峠BS

月曜の朝一番のバスで上がる。季節はずれで誰もいない淋しい湖畔である。地元の人に掃部ヶ岳の登り口を聞いても要領を得ない。5万分の1に出ているのは杖の神峠経由のものだけだったのでそちらに向かう。かなり大回りして登る感じである。凍った道で脇見をしていて滑り、後頭部を強打する。

峠からの上りは一転して雪がなくなり、クマザサをかきわけて登るようになる。西峰で榛名連山を始め遠くの山々の展望が得られ、なかなかのものであった。西側は浅間が見えて終わりである。掃部ヶ岳では榛名富士や相馬山が木陰になり、物足りない。榛名湖へおりる道標があったので、もちろんそちらへ下りる。下りた所は登る際に通った公園であるが、周りを見回しても登山口の標識はなく、地元の人の歯切れが悪かった理由であろう。パンを持っていたが、暖かいものをと思い、食堂でコストパーフォーマンスの悪いカレーを食べ、少し情報を手に入れる。



掃部ヶ岳西峰から三ッ峰山、天目山 


天神峠の方へ登っていくと、途中に山の中に入る小道があった。急な雪の階段道である。この日はザックなしの、ウェストポーチだけで、セーターにゴアの上下、軽スパッツしか持っていなかったが、結果的には過不足なしであった。下界から見てポコポコとしているので当然なのではあるが、この関東ふれあいの道は、上り下りの連続であった。最初のピークが地図にはない氷室山、その次が天目山。そのあと一旦道路まで下りて、また登る。三峰山への分岐にくると、往復30分とある。相馬山はまたの機会にしてもよいが、三峰山にまた来ることはないだろうと考え、そちらに足を進める。

稜線まではかなりの急坂である。その後少し東に進むと頂上。下界の眺めもあるが、霞んできて久喜を探すのは無理だ。そろそろ最終のバスの時間が気になってきた。磨墨岩というのも立ち寄りたい所だったが、寄らないで通り過ぎる。相馬山の麓の鳥居で案内書のコースタイムを調べると、BSに行くには5分ほど足りない。万一駄目そうなら頂上手前で引き返すことにして登りはじめる。鉄のはしごなどが出てくるが、ありがたく使わせて貰う。頂上の神社には石像が沢山立っている。展望を楽しむ間もなく、急いで下る。途中でまた滑り、今度は足に軽いけがをする。鳥居まで来るともう楽勝であることが判明し、ゆっくりと気持ちのよい道を下り、国道に出る。この日は誰にも会わなかった。



相馬岳を目指して 


伊香保までのバスにのり、乗り換えて渋川駅にでる。ほとんど待たずに高崎行きのJRに乗れたので、高崎行きの直通バスに乗るよりはるかに早く着くことができた。コインロッカーから荷物を出し、急ぐこともないので鈍行で本を読みながら東京に戻る。





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