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05. 2. 8  
六甲全山縦走(西半分)

N氏を誘って二人で出かける。全山縦走路の西半分を歩くことにする。山陽電鉄の須磨浦公園に7:34到着。すぐに歩き始め、17:40に三宮で阪神に乗るまで、10時間。天気が悪かったためもあり、丸山での昼食に30分ほど使った以外はほとんど腰も掛けないで歩き続けた。もちろん、写真を撮ったり、要所要所では見物に時間をとったりと、あわてないゆっくりペースではある。山中、所々で高倉台、鈴蘭台などの土地の人と出会ったが、縦走しているような感じの人は皆無だった。須磨浦公園−市ヶ原間は、食事、高取山、再度山での寄り道を削れば約8時間弱か。先日歩いた宝塚−ガーデンテラス間が、食事寄り道を除くと5時間半程度だったので、両者で13.5時間。欠落分も合わせて単純に計算すると全山に17時間以上かかることになる。標準時間は14-15時間とのことなので、少し無理かなと思ってしまう。

同行: N氏

   

コースタイ

740 須磨浦公園駅、801 鉢伏山(260)、810 旗振山(253)、821 鉄拐山(234)、845-855 高倉台団地通り抜け、910 栂尾山(274)、925-936 横尾山(312)、951 東山(253)、1010 横尾、1040 妙法寺、1125 高取山(326)、1150-1305 丸山・鵯越、1413-1430 菊水山(456)、天王吊り橋、1520-1530 鍋蓋山(486)、1550-1605 再度山大龍寺、1620 市ヶ原、1700 布引滝、1720 新神戸、1740 三宮

気持のよい公園の道を登り、鉢伏山に到着した時はなんとか海が見えていたが、その後は全くと言っていいほど展望に恵まれない山歩きとなった。ずっと小雨模様で、シャツの上からウィンドヤッケを着たが、少し濡れてしまう。ウバメガシなどの幹がしっとりと黒く霧の中に浮かぶ風情などは捨てがたいが、知らない西神戸地域の山の形に親しもうというのがもう一つの目的だったので、その目的は果たせず残念だった。もう一度歩かねばなるまい。全山縦走の際に町中で道が分らなくなることが多いと聞いていたので、町中のルートを覚えるオリエンテーリングも目的の一つ。高倉台、横尾、妙法寺、丸山を通り過ぎたが、一度も迷わなかったので、まずその目的は達成できた。

須磨アルプスは、大した難場というものではないが、やはりルートに変化を与えていてよい。高取山の神社は予想もしていなかった規模で、立派なものだった。かなりの階段の上に本殿、さらにその上が奥宮のある頂上となる。再度山ではN氏と少しはぐれてしまう。一人で奥宮に登っている間に彼は先行したが、下山することにしていた市ヶ原で待っていてくれた。布引滝を過ぎたあたりで、神戸の大都会が突然目の前に現われたのは衝撃的な光景だった。






須磨アルプス





加藤文太郎もよく来ていた高取山





水の多いときしか見られない五本松の隠れ滝(布引貯水池脇)





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