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04. 10. 24  
荒地山


定年になった後は、普段は日曜日は現役の人達に譲って出かけないようにしていたが、早起きするとよい天気なので、急に近場を歩くことにした。

同行: 単独

   

コースタイ

820 芦有ゲート前、846 尾根に出て少し見晴、906 城山からの道と合流、908-913 荒地山、917-924 二つ岩の展望台、927 分岐点、931-36 なかみ山(537)、939 風吹岩・最高点の分岐、946 再び風吹岩・最高点の分岐、949 打越山分岐、955 横ノ池へ、1005 三叉路(446m?)、 1018 八幡谷・甲南大学の分岐、1021 保久良経由本山と岡本の分岐、1035 風吹岩と保久良の丁度中間点(どちらへも1kmとの標識)、1055-1120 保久良神社、1130 森BS

JR芦屋駅から有馬へ行くバスに乗り、芦有ゲートで降りる。かなりのハイカーが乗っていたが誰も降りない。お多福山登山口までの人が多いのだろう。芦屋カントリークラブの方へ足を進めるが、砂防工事のためどこで黒越谷を渡るかが分らない。工事の柵を乗り越え、むりやり右岸に渡る。道がないがともかく上に登っていくとやがて登山道に出くわす。バスで高度を稼いだので、360mから549mへ登るだけの気楽な登山だ。

荒地山からの展望は、台風で枝葉が落とされたためであろう、前回よりはるかにすっきりしている。最高峰や東お多福山もはっきりと分る。前回は間違ったので、今回は慎重に最高点の方角の道に降りる。さすがにしっかりとした道である。すぐに展望のよい岩があり、パノラマ写真を撮る。ガーデンテラス、西お多福山、最高峰の鉄塔を一枚の写真に収めることができた。手前にはゴルフコース。岩の足下にコウヤボウキの白い花が一輪だけ咲いている。さらに進んで芦屋の地図にだけ出ているなかみ山(537)と思われるピークからの展望はさらによかった。神戸の町から奥池までが見えている。風吹岩、最高点の分岐を過ぎると小さな流れが顔を出す。悪い水ではなかろうと口に含むが美味しくはない。





左からガーデンテラス、西お多福山、最高峰の鉄塔群(なかみ山から)





コウヤボウキ



再び分岐点に出て、そこから風吹岩を目指す。ここまでは誰もいなかったのに、ここから急にすれ違う人が増える。すぐに打越山の分岐になり、しばらくしての2度目の横池への標識がでたので、立ち寄ってみる。すぐにかなりの大きさの池がある。水面にハスの葉のようなものが浮いているが、眼鏡を昨日のジョギングで割ってしまったのでよく分からない。ともかく一周しようと回り始めるが、とくにそのような道があるのでもなさそう。別の池(雌池)に出たあと高みを目指す。ピークに出たと思ったら三叉路になっていた。当然右手の方向へ戻るのかと歩き始めたが、さきほど歩いた道ではなさそうなので、三叉路に引き返して確認する。すると今歩いてきた道が横ノ池・風吹岩へ通じるもので、右へ行けば最高点、左へ行けば打越山へのT字路とのこと。狐につままれたようであるが、ともかくあくまで風吹岩を目指すので元に戻る。やがて道があるのかないのか分らないような杉林の中を歩いていることになってしまい、また道をはずしたらしい。

どんどん下るとやがて道が現われ、八幡谷の森林管理歩道であることがその後の標識で分る。八幡谷と甲南大の分岐は前者をとるが、ここからまた急にハイカーに頻繁に出会うようになる。本山と岡本の分岐は本山方向をとるが、ここからはまた誰にも会わない。水平道のような道をかなり歩いて本道にでる。風吹岩と保久良神社どちらに行っても11kmとある地点だった。ここからまた、ハイカーが急増。その後は「灘の一つ火」という石灯籠のある保久良神社を経て、どんどん下るだけ。所々で下界が見えて気持のよい道で、下に行くほど子供連れで日曜の午前の散策を楽しむ人の割合が増えてくる。国道まで下りて見上げても保久良神社や金鳥山は判別できない。そこからバスで帰宅。とにかく入り組んだ道が多く、慣れるまで時間がかかりそうだ。






保久良神社の「灘の一つ火」





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