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2003. 4. 10  高倉山
 



定年退職記念登山を近場でやり、ゆっくり酒を飲むために宿泊しようと山友から声がかかる。5万分の1の「川崎」で唯一登っていない高倉山を希望する。

同行:K1氏、K2氏


コースタイ

830 穴戸沢畔、850 渡渉終わる、1025-1035 休憩、1054-1225 高倉山(853)、1315 穴戸沢

二口温泉の手前で林道に入り、穴戸沢をたどっていく。目指す高倉山が前方に見えてくるが雪は全くない。雪なしでヤブ漕ぎ450 mも厳しいかと思ったし、雪の多い大東岳が魅力的に見えたが、やはり計画を変えないことにする。適当な所で車を停め穴戸沢を渡る。K2氏だけ靴のまま渡渉し、あとは裸足で渡る。大した冷たさではない。





穴戸沢の徒渉



ひと登りするとカタクリが群落になっている。キクサギイチゲ、タチツボスミレなども少し。650 mあたりからぼちぼち雪が現れはじめ、頂上真下の展望のきく広場は雪に埋まっていた。ここからは蔵王、大東、南面白、面白が見晴らせた。





大東岳





少し登ると頂上。こちらからは白髭、楠峰、船形、泉、笹倉が見える。何の標識もないので、木の枝を削り、可愛らしい標識を作って木のペグでブナの木に打ち付けておく。下の広場に引き返して大休止とする。大きな枯木に腰を下ろして昼食。下りは50分でほぼ同じ所に下りることができた。今度は濡れてもよいので靴のままでわたり、林道で腰を落ち着けて、K1氏の持参したコーヒーメーカーでエスプレッソを御馳走になる。その後少し上流へ車を走らせるが、左岸に渡り少し行ったところで崖崩れのため進めず、高倉山を見ることができないまま引き返す。秋保大滝のガラス工房でコーヒーを飲み、宿泊地の磐司山荘に向う。温泉に入ったあと、日本酒4合瓶を空ける。夕食でビールを1本ずつ飲み、部屋に戻ってから山談義しながらS氏からもらった大吟醸の1升瓶を空ける。午前2時になっていた。






意外に尖った高倉山






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