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2003. 8. 12  田代山
 



急に思い立って夏旅行をする。12、13日なら空室があるというので碇ヶ関に連泊することだけをきめて雨模様の仙台を北に向って出発する。北に行くほど天候はましになる。登山を一つはからめたいので、女房殿も登れるかもしれない田代岳を元気のある初日に考える。


同行:女房殿

コースタイ

1418 荒沢登山口、1503 弘前口への分岐(3合目)、1514 大広手への分岐(4合目)、1523-1530 上荒沢口への分岐(5合目)、1610 湿原入口(9合目)、1632-1636 田代岳(1178)、1649 湿原入口、1715 5合目、1758 登山口

車を登らせるにつれ、雨が降ってきて、ときには大粒になる。登山口まで来ると、少し勢いが落ちてきたので、雨具をつけてなんとか出発する。ジャコウソウを初めて見たほかはシシウド、イタドリ、ミヤマアキノキリンソウ、ヤマアジサイ?などが。5合目まで来ると、これまでの案内では目に付かなかった上荒沢口からの登山道が来ており、登山口まで10分とある。これが町のガソリンスタンドで道を聞いたときに勧められた道だった。女房殿に、こちらから来ればよかったのにと苦情を言われる。この辺りから、雨も上がり、薄日さえ射すこともあった。脈拍が異常に早く、青息吐息の女房殿をなだめすかしてやっと湿原に到達する。ガスの中で田代岳も見えない。ミズギボウシとかすかなキンコウカがあるくらいで、蔵王の御田の神の方がはるかに豊富な花に満ちている。





湿原のミツガシワ



湿原を少し進むとガスの中に頂上が見えた。そこらを散歩すると言う女房殿をおいて、頂上まで登る。少しだけガスが切れかかった岩木山方面を眺めただけですぐに下る。登りには見えなかった湿原が見下ろせ、池塘の点々とするさまが可愛らしい。同じ道を戻る。登りに110分かかった登山口−湿原間を70分で下る。





田代岳頂上





湿原を見下ろす





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