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200
3. 5. 6  赤薙山 


前日に月山のシロヤシオを見たあと、日光に泊まる。夕刻に東大植物園をゆっくりと歩く。この日は女房殿は木彫り、染色の体験コース、こちらは登山と別行動。


同行: 単独

コースタイ

540 第3リフト乗り場、610 キスゲ平、720-735 赤薙山(2010)、840-920 赤薙奥社跡(2203)、1007 赤薙山、1105-1110 丸山分岐、1125-1130 丸山(1689)、1145 八平ヶ原(ヤッペイガハラ)、1210 駐車場

早く寝たので目覚ましなしで4時半に目覚める。霧降高原スキー場まで車を走らせ、駐車場でサンドウィッチの朝食をとる。できれば女峰まで、条件が悪ければ赤薙と丸山と予定する。快晴で気持ちよい。5:40に歩き始める。クマザサが主体で草花はないも同然の道。わずかに色の褪せたカタクリが見られるだけ。ウグイス、シジュウカラがいい声を聞かせてくれる。キスゲ平から上はカヤトの登り。後を振り向くと昨日登った月山や夫婦山の奥に高原山が霞んで見える。北の方向には明神ヶ岳辺りが見えているのであろうか。





アカヤシオの先に丸山を望む





キスゲ平から赤薙山





赤薙山



カヤトが終わるとコメツガの森に入る。残雪が出はじめるが、大きな支障とはならない。赤薙に近づく頃、腹の調子がおかしく、前途が危ぶまれる。1時間半で赤薙山についたので、それほど悪いタイムではないが、意欲がわかない。喉の乾きを覚え、かなりの飲物を口にする。これもあまり例がないこと。雪が深くなったこともあり、奥社跡にはかなりフラフラした状態でやっとたどり着くといった有り様。そこから見た女峰への稜線の長さに嫌気をさしたこともあり、無理をせずに早めに下りて、女房殿と昼食を一緒にとり、午後の行動をともにしようと決断する。





赤薙山から奥社への途中で女峰山を



思いのままゆっくりと休むのも悪くはない。あとで写真を見ると、この付近での写真が一枚もない。余程参っていたのだろう。下りもいつものような調子が出ないので、転落だけはするまいと気を付けながら歩く。赤薙山でまた休む。時間があるので、散らかっているプラスチック、缶詰、ちり紙、たばこの吸い殻などを拾っておく。キスゲ平まで下りて来ると、散歩している数人に今日はじめて出会う。暑さが増したにもかかわらず喉の渇きはそれほどでなくなった。東北新幹線から見えるに違いない丸山を登ることにした。頂上から下界を見下ろせるだけの視界はなかったのは残念であるが、のびやかな文字通り丸い頂上であった。明るい林の中を時々雪を踏みながら下山する。夫婦山、月山を背景にした八平ヶ原の雰囲気は悪くなかったが、その後が長くてうんざりした。1:30のコースタイムを1:00で歩いたので調子は戻っていた。この日の不調の原因は、朝の食事をしてすぐに歩き始めたためだろうか。あるいは普段の生活でも顕在化してきている老化が原因かもしれない。無理はできない。日光で昼食をとると言っていた湯葉屋に女房殿は見つからず、一人で食べる。その後、町中で出会うことができた。






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