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2002. 08. 11  杉ヶ峰・芝草平


前日に、女房殿が98才の三浦敬三氏の記事を読んで感心していたので、芝草平へ誘ってみる。

  

同行: 女房殿


コースタイム

0840 蔵王の家、0910 刈田峠駐車場、0955 前山、1020 杉ヶ峰、1040-51 芝草平、1115 杉ヶ峰、1200 刈田峠駐車場、1230 蔵王の家

刈田峠まで行ってから決めるということで出発する。天気も暑からず寒からずといった感じだったし、芝草平まで行けなくてもいつでも一緒に引き返すからと約束したので安心したらしく、久々の登山らしきものに行くことになった。

峠への下りで遊歩道の整備をしており、木道や階段の工事中。少し開けた平にはキンコウカ、イワショウブ、ネバリノギランがあり、ほぼ御田の神と同じ雰囲気。前山へ登り始めると、御田の神では見かけなかったヒメシャジン、ミネウスユキソウ、ミヤマシシウド、ウメバチソウが目新しい。なかでもヒメシャジンは圧巻だった。数から言えばミヤマアキノキリンソウが主役だった。御田の神と共通するものにタカネトウイチソウ、シロバナトウイチソウ、ハクサンニンジン、ミヤマコウゾリナ、ツルリンドウなど。花が終わり、実を付けていたものに、マイヅルソウ、タケシマラン、ゴゼンタチバナ、ウラジロナナカマド、ガマズミ。芝草平につくと、ここもロープが張りめぐされ、自由に歩けなくなっている。木道の整備もせずに、ただただ規制しても、保存はできるかもしれないが、楽しむ人がないのでは勿体ない気がする。以前に足を伸ばした、ロープがなくとも誰も入ってこない奥の方まですこし行ってみたが、イワイチョウ、ミヤマホタルイがあったくらいで、「御田の神の方がよいくらい」と女房殿は言っている。女房殿は帯状疱疹が一段落してからかなり散歩を続けたし、御田の神を毎週歩いているので、おそらく以前より足は強くなっているという気がしていたが、案の定しっかり歩き通した。しかし、さすがにエコーラインに登り着いた途端に、足がフラついたと言っていた。




刈田岳をバックに

 


芝草平


 


チングルマ


 


イワショウブ


 


ヤマアジサイ


 


下り道

 


シラネニンジン


 


ヒメシャジン


 



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