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2000. 10. 15 胡桃ヶ岳
 


札幌と秋田での仕事が続いたので、前日に秋田入り。午前が空いたので太平山に登りやすいように、レンタカーを借り、泊まりを秋田温泉にする。



同行: 女房殿

    

コースタイ

1345 峠、1406-1430 胡桃ヶ岳(461)、1443 峠

築館で最近見つかった嘉倉の縄文遺跡を見に行った。三内丸山より少し古いというので期待していったのだが、ビニールシートがかかったままで中を覗くことができなかった。伊豆沼に立ち寄り、雁の大群の飛来を眺めたあと鳴子に向う。柴崎氏の宮城の名山に紹介されている胡桃ヶ岳に登るためである。





伊豆沼の渡り鳥




途中で、花淵から栗駒にかけての一帯が見渡せる所があった。胡桃ヶ岳の麓には硫黄の臭いを漂わせている潟沼がある。日本一の強酸性の湖で、かつてはpHが1.4だったというが、今は1.7とのことである。少し登ったところに車をおき、ヤブこぎをしながら頂上を目指すと5分もしないうちに踏み跡が見つかり、そのまま頂上へと導かれる。途中で一人の外人の若者に出会う。珍しいことである。頂上はなかなかの展望台で国境稜線から花淵山、荒雄岳などが見わたせる。頂上には鉄のアングルが組まれており、それに登ると一段と眺望がきき、パノラマ写真をとる。下りはそれこそアッという間に車道にでる。





潟沼からみた尾ヶ岳


胡桃ヶ岳の頂上から国境稜線





頂上からのパノラマ写真。同定は別ページに。




この日は、嘉倉遺跡に行く道がよく分からず、はじめに間違って近くにある石器時代の高森遺跡に行った。これもそのときすでに有名なものであったが、この一週間後の10/23に60万年前の国内最古と思われる原人遺跡が見つかったとの報道ありさらに大きな話題を呼ぶ。しかし、そのさらに一週間後の10/30には、それが考古学研究所副所長の捏造だったことが判明し、はるかに大きな問題となっていくことになる。






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